衆院補選での自民2敗について

大阪の補選では維新の候補が当選して自公候補が落選した。沖縄では野党連合に敗北。
結果はやる前に予測されていたこと。

大阪補選

統一選挙前半では大阪府知事選と大阪市長選において維新による大阪府市改革の成果が認められたことと、あろうことか立憲民主や共産党と共闘したことに尽きる。
自民党は共産党からの支援を断ったというが、自民党の選挙カーに今回も辻本氏が応援演説をしたとも噂されていて、それでなくても選挙カーにぶら下がっている幟には共産系の団体の名前も。
此れに府民も市民も呆れ返ったのは言うまでもない。

統一地方選後半と重なった今回の国政選挙では自公推薦に戻って見たところ最早手遅れで、前半戦の立憲や共産党とも組んだことを有権者が忘れているわけではない。
大いに反省しているのだったら辞退か維新候補の応援をするべきだったけど、それは出来なかった。
戦う前から大勢は決まっていたのです。

沖縄補選

簡単な話です。過去2回の知事選で惨敗して、市町村選挙でも劣勢の自民党。何度選挙をしても勝てるはずがない。
ではなぜか?
よく見ると沖縄県の予算の中には沖縄米軍基地や自衛隊受け入れに対する対価として様々な税金が投入されている。
どんなに反対してもそれらを削られることがあっても廃止されることはない。
つまるところ、お隣韓国が自称慰安婦の問題や自称徴用工の問題、領土問題などで反日本の立場にもかかわらず寒流ブームだとか、対話の代価としても支援をしてきた日本と韓国との関係が、政府と沖縄の関係とそっくりなのです。

「沖縄の戦後史観は間違っている」と唱え、集団自決の背景や沖縄戦実態と掛け離れていると訴える沖縄保守の声にまったく応えない自民党の弱腰。
これだけ反対されていて沖縄の復興支援をばら撒き続ける政府の姿勢。沖縄県への支援を廃止して、直接市町村を支援すことも考えるべきでしょう。
これができない弱腰を見透かされているままでは勝つことは不可能。
沖縄2紙は明らかに中国共産党の代弁者。これを放置しておかしいでしょう。

以上、2つの選挙での敗因は振り返るまでもなく、戦う前から結果はわかっていたこと。

今回の敗因を安倍首相に求めるようでは自民党は終わってしまう。
あくまで安倍首相ではなく自民党のブレに嫌気を指したもの。
昨年末から日韓関係がこじれているなか、日本の議連200人が訪韓?というニュースがあったり、馬鹿もいい加減にして欲しい。
「いろんな主義主張考えの人がいるのが自民党のいいところ」と自民党の誰かが行ったけど、これは烏合の集であって、何も決められないということの証。

いま自民党のすべきことは憲法改正と消費増税撤回と、入国管理法やスパイ法の整備です。
反維新なんてやっていたら野合する野党や共産党と同じではないか。

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