橋下大阪市長について

大阪府知事時代に教育改革などを推し進め、国歌・国旗についても毅然とした態度で臨んだ彼に対して心のなかで拍手喝采しながら、大阪都構想には眉を傾げる自分がいる。

法的に定められているわけではないが、都と附くのは現在は東京都だけであり、また今生天皇陛下の棲う都でもあり、国の首都でもある。

大阪都という自治体ができると首都が2つあるような違和感を感じるのでやめてほしい。

名称は大阪府のままで良いと思うし、大阪都ができてしまうと制度的な問題から道州制を導入する時の障碍に成りかねないのではないかと危惧する。

橋下市長は最近は原発廃止を掲げ、万が一関西電力管内の原発の再稼働となれば、大阪市をはじめ電力を使う各自治体が中間処理施設を建設する覚悟がいると言う。

彼は各自治体が処理施設建設に難色を示し、その結果原発の再稼働は無理という理論と思われるが、では再稼働しない場合にどうなるかまでは言及していない所に危うさが見える。

何か自分に酔いしれているように思え、また国政選挙に勝つための方便とも思える。

日本の救世主になれるか、日本を破壊する独裁者になるか。
私は橋下市長を未だに信用しきれていない。