民主盗もとい民主党

小沢氏側近3名が有罪判決を受け、小沢氏本人も起訴される事に。

これが自民党政権での自民党議員だった場合は、有罪確定でなくても起訴された段階で野党、特に民主党の執拗な攻撃によりとっくに議員辞任をしているところ。
それが民主党は小沢氏へ辞任を促すどころか、沈黙を守る。相手が自民党なら許さないが、自分たちの民主党なら良いのか。

側近3人の裁判では、小沢氏は地検の昨年1月の事情聴取で「現金で保有していた資産は事務所の金庫で保管していた4億円だけで、それを充てた。私個人の金だから隠す必要はない」と言った。
その8日後の2回目の聴取では「全部あわせると7,8億円の手持ちがあった」、「一般社会とは異なり現金で持っている場合が多い。自宅の金庫には10億円くらい入る」と。
5月の三回目の聴取で「記録も記憶もないが現金で持っていた金が銀行から引き出した現金であることは確かだ」と述べる。

指定弁護士の山本氏は「説明がぶれればぶれるほど疑念が増す」と言う一方、主任弁護人の弘中氏は「国政で何百億円もの金を動かしてきた人にとって4億円は大きな関心になるのか。政治の世界を理解していないサラリーマン的発想だ」と批判する。

政治のクリーン化を主張して憚らなかった小沢氏を含めた民主党。例え4億円とは言え敏感に注意を払うべきで弘中氏の主張はおかしい。しかも4億円は国民の多くにとっては一生持つことができない大金で、国民感情を逆撫でるだけです。

自民党が10年かけてやっと沖縄米軍基地問題を沖縄県知事が容認するまでに漕ぎ着けたものを破壊し、それ以降2年間にわたってこの問題はこじれたまま。尖閣諸島の偽漁船衝突事故での容疑者の解放で法治国家であることを放棄。竹島問題を放置したままでの外国人地方参政権法案など、国を危うくすることばかりのオンパレード。挙句の果てに菅首相は辞任直前に北朝鮮教科書無償への道を開くが野田新政権はこれを取り消さない。

震災後の菅政府の一連の不手際・迷走も民主党によって巧妙に仕掛けられた国体解体策ではないかと思えてならない。