最近の読売新聞の日本語がおかしい

読売新聞、お前もか

シーザーの有名な台詞を真似て言ってみました。

読売新聞の記事は最近は傭兵ようへいやとい兵と表記したりすることは訓読みと音読みの差異だけなので間違いではないが、言い換える必要があるのかという疑問も。
そんな中以下の様な記事を。

「充実した留学生活送れました」佳子さまが帰国

06月15日 18:54読売新聞

 秋篠宮家の次女佳子さま(23)が15日午後、英リーズ大での約9か月間の留学を終え、羽田空港に帰国された。記者団から「お帰りなさい」と声をかけられると、笑顔で会釈された。

www.yomiuri.co.jp/national/20180615-OYT1T50100.html

相変わらずメディアは佳子内親王殿下とは書きたくないようです。
また「秋篠宮家」も致命的な間違いで秋篠宮は宮号であって姓ではないので「◯◯家」という表記は間違い。
「秋篠宮文仁親王殿下の次女」と書くべき。
そのうえで「羽田空港に帰国」とは何事でしょうか。
「帰国」は国に対して用いるので「日本に御帰国」「羽田空港」を強調したいのなら「羽田空港に御到着」と書くのが正しく、「御」も欠落。

皇族を「◯◯さま」と呼ぶその態度から女性天皇と女系天皇を区別して報道しないなど全ての報道は、メディアの皇室への考え方を表している。

ある意味で日本固有の歴史的文化の一つでもある皇室を「民間人」として扱う姿勢。メディアは国人の皇室への「親しみさ」を印象付けるためと説明しているが、そこにはイデオロギーはあっても敬意はない。
「◯◯様は」芸能人が人を弄る時の呼ぶ時の「◯◯様」と同じ。