義務教育について

特に国語と英語と日本史についての話。

現在の中学校に入った生徒は各教科は小学校で習った学習内容の差分を習うのではなく、小学校で教える内容も含めた学習をするような内容の教科書になっている。
この弊害は学校によっては最初の一学期で小学校レベルの内容の復習に費やしてしまい、学校によっては1年かかる場合も。

このような有様から高校入学時も同じような事が起こっている学校もあり、生徒によっては中学校レベルの国語・英語が出来ない人が多い。

そこで文科省に提案。小学校では学習レベルを下げてでも時間をかけて丁寧に教えるようにして、中学校ではその続きから教えるようにする。一定のレベルに到達していない場合は何年かかっても留年することとする。
これで復習授業の時間がなくなり効率よく中学校教育を受けれられるようになる。

留年した生徒は精神的にダメージを受けるとの批判もあると言われそうですが、留年してでも一定レベルの教育水準に至っている事から現在のように中学校英語が出来ない高校生や大学生がいるという矛盾が解消されるため、社会や本人のためにも良い結果を及ぼすと思う。
先生の教え方が不十分と批判する保護者がでてくるかもしれないが、国費を使っての義務教育を受けさせてもらっている以上、一定の学習度を達成するのは本人の頑張りにかかっているし、教師はクラスの使徒に対して平等に教えている以上、教師の責任ではない。

また日本史と世界史に分かれているのも無駄。
日本史と世界史を統合して両方を合わせた合計授業時間は現状を維持する。
統合することによって日本史と世界史の間に重複する記述があることによる無駄な時間が減り、合計時間も減らさないことから現代史まで教える時間がないなどの言い訳をさせないことが期待できる。
また、世界史の時系列都の関係も解りやすい。