裁判員制度と判例

最近思うのが裁判員制度が形骸化している気がする。
裁判員制度は国民間隔と懸離れた「緩い」判決が下されることから、国民目線から是正をするために導入されたはず。
最初は多少は厳しい判決が出るようになったけど、それから現在まで徐々に判決が緩くなり裁判員制度導入前の判決と同じレベルに戻っている。
そればかりか、病気や心神喪失などによる責任能力の有無の判断も年々緩くなている。

裁判員は法律の専門家ではないからという理由で、ある程度のレクチャーを裁判官から受けることも原因でしょう。
でも、国民間隔の目線を反映するには旧来の裁判官の量刑感覚が入り込む余地を絶つ必要から、レクチャー無しで各自の感性に任せるべきでしょう。

裁判官は司法試験に合格したエリートたちなので「このど素人共が!」と思っていて、所詮は市民感覚を持っていないでしょう。