スマートフォンによる回線危機

スマートフォンの通信量は従来の携帯の10倍から20倍で、スマホの急速な普及で電話が繋がりにくくなる恐れがあるそうです。

KDDIの田中社長は「2013年、14年には全体通信量の半分は携帯の回線以外に迂囘させないといけない」と警戒する。
ドコモの山田社長は「1%のヘビーユーザーが全通信料の1/3を使っている」といい、各社は特に通信量の多いヘビーユーザーの通信速度を遅くする対策を採っているがそれも限界が来ているそうです。

ドコモは公衆無線LANサービスを10月から無料化し、KDDIはワイマックスを活用するなどの携帯回線以外への迂囘も整備を急いでいるが、それも一時しのぎにしかならない。

米国では通信量によって料金がかわる従量制に戻す動きも出ている。ソフトバンクの孫社長も7月に「従量制を採用しないといけなくなるかもしれない」と言及したという。

恐らくヘビーユーザーはこの事態を把握していないか、把握していても「私一人が通信量を抑えても変わらない」と無視すると思います。スマートフォンを持っていない私には関係のない事だけど、一部ユーザーによって回線を独占されてしまう今の料金体制は無理があるのかも。