排除の理論

マスコミや野党は平成29年(2017年)の参議院選の途中で希望の党が失速したのは小池氏の「排除」発言が原因だったと言われて、現在でもそう言われ続けている。

しかし実態は自民党を裏切って都知事選に出馬をした小池氏を反自民党の旗印として利用できると見込んだマスコミは彼女を連日報道して持ち上げた。その結果勝利し、それ以降の都議選でも持ち上げた結果圧勝。
衆議院選では民進党が希望の党からの出馬という奇策もあって与党自民党は大幅に議席を失い、希望の党が躍進すると思われたが、急速に支持率が下がり失速する。

政策の一致しない人は「排除する」との発言が原因で世論が離れて失速したとマスコミは論ずるが、実際は希望の党の掲げた政策が安倍政権に勝るとも劣らないバリバリの保守路線であると気付いたマスコミが急遽小池叩きに翻ったというのが真実。実際に選挙期間中はニュースやワイドショーに於いて、安倍叩きよりも小池叩きに傾いた報道を連日展開していた事がその証拠。
マスコミが言う「排除」が原因だったという話は作り話。

ところがこの数日、希望の党との統一会派を作る話について、民進党は希望の党立ち上げ時の議員を「排除」しなければその話には乗れないという。

排除?

小池氏の排除は政党としては正しかったという事と、小池は左翼の敵だったというだけの話だったと、民進党自体が証明しているようなものでは。

あほらしい。