韓国大統領選

韓国建国以来の初の女性大統領が誕生した。

これに対して冷え込んだ日韓関係を修復しようという動きが時期政権が決まった自民党にある。
この女性大統領は竹島問題では一切の妥協をしないと明言している。
関係修復の代償に日韓スワップ協定の延長や、慰安婦問題などで妥協するのではないかと危惧する。

尖閣諸島にしても竹島にしても、マスコミは報じないが従来のような「配慮外交」からの脱却を期待して衆議院選で自民党に投票した人も多い。

選挙公約ではたk島の日の「政府主催の式典実施」を明言した安倍総裁は見送りの決定をした。
第一次安倍内閣の頃にあれほど言っていた靖国参拝を封印、河野談話の継承を明言するなど、前科を思い出してしまう。

今までの前後70年を振り返ったら中国や韓国は一度譲歩すれば更に一歩突っ込んで来るのは誰が観ても明白だ。
慰安婦問題にしても、日本で慰安婦についての本が出版され、それを事実無根と主張し抗議をしてきたのは韓国だった。朝日新聞に乗せられた似非慰安婦が訪日するなど、その結果日本が慰安婦に揺らぎ、謝罪や基金の創設などを約束してしまった事から韓国にとって事実無根であったはずの慰安婦問題で慢性的な日本叩きを行なっている。

何もごともブレないことが肝心なのである。

今からでも遅くない。衆議院での所信表明などで自衛軍の創設、憲法改正、慰安婦問題の政府加担は無かったとの過去の国会で採択を再度確認。竹島を返還しない限り韓国とのスワップ協定は今後更新を行わないなど、中国や韓国に対して対等に五分五分の主張をするべき。

日本との関係悪化は日本の経済にとってまずい事に違いはないが、それは彼の国でも同じである。
日本が岩のように決意が固く手強いと解れば、彼の国たちのほうから解決を模索しようと歩み寄ってくると思われる。これは彼の国たちがロシアやアメリカに対してどのように接しているかを見れば一目瞭然である。
今までのように友好を進めるために日本が一方的に譲歩するのはやめよう。

外交で勝たなくていいのだ。しかし負けてはいけない。
互角の交渉ができる普通の国家になってほしい。