君が代

君が代は3種類作曲されていて、現在国歌として使われているのは2番目に作曲されたものらしいです。
興味のある方は以下のサイトに。

君が代について

 「君が代」は実は3種類あった!
この三つの「君が代」が生まれる課程は非常に興味深い。
これはいかにも日本的な様々なことが絡み合って誕生した!

「君が代」が未だ正式に国歌にならない理由。
三つも候補曲があった理由。
そして現在のひずんだ西洋音楽への理解。

これらはなんと政府官僚、海軍、薩摩藩、が大きく影響した。

Trumpet Player野間裕史のページ
Trumpet Player野間裕史のページ

君が代については、構造的におかしい等との批判もあるようですが、私はそうは思いません。
この曲が作曲された当時のヨーロッパは後期ロマン派の時代のようです。
曲の頭と最後が和音付されていないため、一部の人は作曲者が不慣れな日本音階に困り、和声付を断念したと書いていますが、作曲者本人によると、意図的に和声付けをしなかったようです。

君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで

さざれ=細石と書いて「さざれいし」または「さざれ」と読み、細かい石の意味
巌=岩石または岩石塊のこと。

今上天皇の呼び方は平安時代以降、みかど(御門、帝)・きんり(禁裏)などと呼ばれ、今上天皇に対して「君」と呼ぶのは失礼に当たるため決して使わなかったという記事もあります。
そうならば意味は「君が世」は「帝の世」ではなく、

「あなたの一生(または血筋)は永く小石が集まり岩石となり、苔をまとうように繁栄しますように」という解釈もできるのでは?